2016/12/10
こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って家づくりをしている
house plus+ 代表の田中崇浩です。
今、新築よりもリフォームの需要が増えています。
その中で、土壁を残してリフォームしたいという要望を受けたりします。
リフォームを依頼されるときに、
築年数が40年以上経っている住宅を
リフォームするときに土壁になっているところ
がよくあります。
そこで土壁を残すのか
残さないのかという選択が出てきます。
今日は、
その先人が作ってきた土壁の
メリットとデメリットを紹介します。
メリット
・蓄熱性がある
熱を一度蓄えて放熱する作用があります。
そのため、一度暖炉やエヤコンなどで
部屋を暖めると切った後でも長く
温かさが続きます。
・耐火性能が高い
土なので、もしも火事が起こっても
着火しにくく、煙がでないため
初期消火や避難する時間を稼げます。
・調湿作用がある
湿気を調節してくれる機能があるので、
カビが生えにくい環境を作ってくれます。
・防音効果がある
比重が大きいため音の振動を遮断するので
防音効果が期待できます。
・ホルムアルデヒドが出ない
自然素材を使っているので、
今問題になっている集成材やクロスの
接着剤から出るホルムアルデヒドが出ない。
デメリット
・地震が起きた時、ひび割れが起きやすい
・乾燥収縮により隙間ができる
土壁なので、クロスなどと違って乾燥させる
時間が必要になります。
十分に時間をかけて乾燥させ、隙間が出たところを
また塗り直せばいいのですが、
そのままだと、土も痩せてきたりして、
柱と土壁の間に隙間ができて隙間風が
入ってくることがあります。
・工事費用が高い
工程や熟練の職人が少ないため、
工事費がクロスなどに比べて高くなります。
以上のように土壁にはメリット、デメリット
がありますので、
検討する場合には十分に性質を理解して工事を
お願いした方がよいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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