2019/03/31
こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って新築からリノベーションまで
手がけていますhouse plus+ 代表の田中崇浩です。
わいてくる?
なにそれ?
そう思われたかもしれません。
“わく”とは大工さんの言葉で、
木造の仕事に携わっていないとなかなか
聞くことがないと思います。
簡単に言うと
山から気を切ってきて柱にするまでに
木を切ったり、削ったりする作業です。
現在は、材木屋さんに注文すると
柱の大きさに切ったものが現場に届きます。
じゃ
なぜ今回、私が自分で木をわいてきたのか?
今、大規模リフォームを行っています。
新築と違うところは、リフォームは壁を開けたり、
床を剥いでみたりしないとわからないことがたくさんあります。
それを柔軟にこなさないと
うまくリフォームができません。
当時残っていた図面などを
しっかりと見ながら予想して
柱の大きさなどを見積もりましたが、
大壁といわれる柱の見えていない壁を壊してみると
4寸(120)柱や3.5寸(105)柱など場所によって
違ったんです。
また、4寸柱といったら120×120が普通ですが
120×105と変形の柱があったりしました。
105×105や120×120の柱であれば
材木屋さんにストックがあるので
すぐに持ってきてもらえます。
しかし、
変形柱の場合は、下手すると
1週間ぐらいかかります。
その間、現場を休めばいいのですが
そうはいきません。
大工さんを休ませ
その間、給料を払えなくなります。
そこでどうしたのかというと、
自ら4寸柱を材木屋さんで購入し、
製材所で変形柱(105×120)に
“わく”ことにしました。
この作業は、ほんとうに大変だったのですが
私は、このピンチをプラスに考えて
通常一週間かかるところを1日で現場へ届けました。
自分でもアクロバットなことをしたな
と思いました。
このように本当にリフォームというのは
完璧な図面を作っても現場が違うことがたくさんあります。
今回、このようなことができたのも、
材木屋さんや製材所の方から
臨機応変な対応をしていただいたからです。
ありがとうございました。
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