2018/04/16
こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って家づくりをしている
house plus+ 代表の田中崇浩です。
これまで連綿と引き継がれ支えてきた住宅、日本家屋
実は奥の深い、ちゃんと意味がある作りになっていたんです。
今の住宅は、バブルと呼ばれる高度成長期に合わせて約30年前から
“スクラップ&ビルド”という言葉ができるぐらいに
もっても30年ぐらいの建物をたくさん建てて
壊して、また建てるということを繰り返してきました。
しかし、そのもっとずっと前に建てられた“古民家”と呼ばれる日本の家屋
先人たちは、日本の地震や風土に合わせて、長くもつ家屋を作ってきたんです。
少しずつですが、インバウンドの影響もあり、現代の日本人が
忘れかけていた伝統建築を見直さないといけないという動きが
国を挙げて、ようやく見直されてはきています。
今日は、少しだけ古民家について触れたいと思います。
古民家で代表されるのが、農家住宅です。
日本の住宅の原点とも呼ばれています。
農家住宅といったら屋内に土間がり、
“田の字型”の間取りを基本としています。
田の字型というのは
ニワ、オモテ、ダイドコ、ナンドと家を4分割し、
その中心に“大黒柱”が建てられる間取りがほとんどでした。
「ニワ」・・・東南に位置することが多い
⇒ 玄関、土間、作業スペース
「オモテ」・・・西南に位置することが多い
⇒ 客間、座敷
南側の日当たりがよく、綺麗な庭が見渡せる一番いい場所に
つくられ、普段は使わないところに建築の予算をかけ、
お客様を大事にする日本のおもてなしの文化がここにあります。
「ダイドコ」・・・東北に位置することが多い
⇒ 台所、居間
ニワと繋がっていることが多く、“たたき”で仕上げられた
土間部分は調理のため“かまど”があり、板敷きの居間には
“いろり”が備えられています。
「ナンド」・・・北西に位置することが多い
⇒ 納戸、寝室
主に寝室としてつかわれていました。
このように4つのスペースに襖で区切られていましたが、
冠婚葬祭など人がたくさん集まるときには戸や襖を取り外し、
広く使える工夫がされていました。
私の名前にも「田」とい字が使われおりますが、
もしかすると“田んぼの中”という意味ではなく、
家を守って行きなさいという“家の中”という意味で、
“田中”という名字ができたのかなと思いました。
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