2018/03/09
こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って家づくりをしている
house plus+ 代表の田中崇浩です。
F★★★★を「フォースター」って読みます。
私たち建物を建てているものは、よく知っている単語ですが
あまり見慣れないですよね?
この単語は、建材によく出てくる単語です。
シックハウス症候群の主な原因とされるVOC(揮発性有機化合物)
のひとつに、ホルムアルデヒドという化学物質があります。
その化学物質が含まれている可能性のあるもの
たとえば、
・集成材
・ビニールクロスの糊
・扉や複合フローリング
・塗料
・断熱材 など
このようなものを何の規制もなく使っていたら
ある時から、そのホルムアルデヒドを吸った人が
眼・鼻などが刺激され、くしゃみ、鼻水、目がチカチカする
といった症状が多発したんです。
そして、ついに2003年ごろから国が規制を行いました。
その規制の基準のひとつがF★★★★なんですが、
ホルムアルデヒドを出す建材として国は、濃度別に
種類を以下のように分けました
。
・第一種ホルムアルデヒド建材・・・ F★
(使用禁止)
・第二種ホルムアルデヒド建材・・・ F★★
(使用面積の制限)
・第三種ホルムアルデヒド建材・・・ F★★★
(使用面積の制限)
この3つに対して、使用禁止や使用できる面積の制限がかかったんです。
そして、冒頭から出てきていた
F★★★★はというと
これに関しては、使用制限なし、
即ち、どれだけ使ってもよいですよ!
ということになったんです。
しかし、F★★★★といっても
ホルムアルデヒドがゼロというわけではありません。
少ないというだけです。
また、「告示対象外」という建材も出ました。
それは、無垢材の木など、そもそも接着剤などを使っていない
天然無垢の昔からある材料に関しては、「告示対象外」とされました。
ただ、ちょっと気を付けてほしいこととして
F★★★★がなくて、「告示対象外」でも臭いを出す防虫剤なども
ありますので、それに関しては、専門家に聞くしかありません。
では、どうすればよいのか?
そもそも、そのような臭いを出すような材料を極力使わない
自然素材の材料を使うということが最善策なんです。
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