女性目線の家づくり。

2017/11/14

こんにちは！
建築のその先に、幸せをプラスする
house plus+ ギャラリースタッフの田中です！

家は夏をむねとすべし兼好法師はいいましたが、
家は女性目線にすべしが最近の主流です。

最近お会いした方に、家づくりの仕事は、衣・食・住すべてにおいて
知識を網羅しないと難しいですね、とお声掛け頂きました。

家は、住む方の生活そのものと言えます。
確かに、家をつくるなら、家の中で行われる「衣・食・住」のことに
目を向けなければなりません。

難しいのは、ある程度の標準はあるものの、
住む人の数だけいろんなパターンがあるということです。

やはり、家庭の中で家事を担っているのは女性が多くなりますから、
女性目線で家づくりをすることはとても重要です！

昔の日本の家は、水まわりが軽視され、寒くて狭くて使いにくかったのですが、
最近は、水まわりにとても力を入れています。

キッチン・バスルームなどの住設機器の機能が格段にアップしているだけでなく、
その配置、いわゆる間取りの部分で動線を考えた家が増えています。

家の中は誰でも綺麗に保ちたいのですが、
間取りによって綺麗を保ちやすくすることができるのです。

例えば、収納。

シューズインクローゼットはやはり便利というお声が高いです。
今までのシューズクロークは、玄関脇に設けられ、主に靴を収納、
または、ベビーカーや、ゴルフバックなどの外で使うものを片付けておくのが主流でした。

最近のシューズクローゼットは、奥が回遊できるようになっており、
お客様用の玄関と、家族用の玄関をわけることができるように作っています。
もちろん、収納スペースとしても優秀ですので、とても人気です。

また、ランドリースペースの近くにファミリークローゼットを設ける。
ファミリークローゼットとは、
各自の部屋のたんすを排し、家族全員のたんす部屋をつくるという考え方です。

洋服が必要になる時は、出かける時、お風呂に入る時、などですので、
基本、洗面を使う時と同じになりますよね。

ですので、洗面洗濯スペースの近くにファミリークローゼットがあると、
洗濯後の片付けも一か所で済みますし、
普段、整理整頓がが苦手なお子様も、
自分で洋服の出し入れをするようになり、片付けが楽になります。

また、最近は、洗濯物を部屋干しする方が増えています。
黄砂・PM2.5などの影響も気になるところです。
部屋干し用スペースを予め間取りの中で考えておく。
そうすることで、今度は干す場所の近くにランドリースペースをもってくる、
というように、間取りの幅が広がってきます。

このように、間取りの工夫で、家の中はとても快適に過ごしやすくなるのですが、
この、快適を、昔のお母様方は、マンパワーで作りだしていたのですから
本当に頭が下がります。

お母さんが笑顔の家庭は、家族みんなが笑顔の家庭です。
家づくりには、是非、女性目線という考え方を取り入れて、
家族の笑顔が生まれる家をつくっていきたいものです。

house plus+ では、女性目線の家づくりの為に、
多くの女性から、家づくりに関するご意見を頂きたいと考えています！

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