2017/07/11
こんにちは!
建築のその先に、幸せをプラスする
house plus+ ギャラリースタッフの田中です!
家のつくりようは夏をむねとすべし。
あまりにも有名な吉田兼好の「徒然草」の一節ですが
本当にそうなのでしょうか?
家を建てる時、見える部分に気を遣うのはもちろんですが、
最近では、家のつくりの部分、見えない部分がどうなっているのか、
しっかり考えてから家を建てる方が増えています。
house plus+ でも、一般のお客様向けの「勉強会」などで
家の構造部分について詳しく知って頂くイベントを催しています。
家の構造部分というと、昨今のニュースでも耳にする耐震など強度の問題を
思いつく方も多いと思いますが、
家の「快適さ」を構造によって作り出すことができるということはご存知でしょうか?
断熱や遮熱を工夫し、通気工法などを用いて、風通しを考慮し、湿気対策をして
家の中ができるだけ一定の温湿度に保たれるような家づくりが主流になってきています。
「夏をむねとすべし」とは、夏過ごしやすいということを基準に
家を建てた方がいいですよという意味ですが、
そのように言った頃からは考えられないくらい、
夏も冬も快適な家が増えてきているのです。
そして、この徒然草 第五十五段は、
「夏をむねとすべし」という部分があまりにも有名過ぎて
他の部分がクローズアップされませんが、
吉田兼好は、暑いのは耐えがたいほどであるけど、
寒いのもイヤだと思っていることがわかります。
夏をむねとしながらも、冬の対策もお忘れなくとまでは言ってないようですが、
炭火で暖をとったり、暖かな着物を重ねたりして、寒さ対策はできても、
冷風が出るような機器がなかった時代、特に暑さ対策は、どうしようもなかったのだと思います。
その為、庭に流水があるとひんやりと「感じる」とかそういったことを
おススメしてくれています。
そして、このような家に対する考え方は、ただ兼好独自の意見というわけではなく、
周りのいろんな人たちが言っていることだと書いてあります。
昔から、家づくりのプロがいたでしょうし、家の中で使う物は
今よりも手作りをしていたことと思います。
その時々の最新の方法、考え抜かれた方法で
家づくりは現代まで受け継がれてきています。
昔に習い、温故知新の家づくりをしていくことは
ひとの暮らしをより快適に近づけていけると思います。
工夫が詰まった家づくりを是非体感して見られませんか?
house plus+ の郷の家は、伝統ある日本の木造建築にならいながら、
産学官連携研究で根拠が裏付けられた技術を用いて建てる家です。
天然無垢材の自然の力を最大限に活かせる
根拠ある構造が魅力の家です。
夏涼しく、冬暖かい、には理由があります。
是非、下記の「完成見学会」にお越しください!
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完成見学会『八女 郷の家』 ※予約制
八女市平田184-1
7月29日(土)30日(日)10:00~16:00
【見どころ】
人気の平屋+小屋裏付
お施主様の思いがつまったこだわりの間取り
天然無垢材をふんだんに使った癒しの空間
構造部分がしっかりしているのでできる大きな窓
緑の多い土地に馴染む外観
ワクワクする小屋裏部屋
※お施主様のご厚意で見学会を開催させて頂いております。
見学会場は、お施主様の大切な財産です。
ご見学の際は、ご留意くださいますようお願い申し上げます。
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徒然草第五十五段
『家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。
暑き比(ころ)わろき住居は、堪へ難き事なり。
深き水は、涼しげなし。浅くて流れたる、遥かに涼し。
細かなる物を見るに、遣戸(やりど)は、蔀(しとみ)の間よりも明し。
天井の高きは、冬寒く、燈(ともしび)暗し。
造作は、用なき所を作りたる、見るも面白く、
万の用にも立ちてよしとぞ、人の定め合ひ侍りし』
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house plus+は本物の自然素材で
理想の住まいを実現する地域密着工務店です。
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