2017/01/11
こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って家づくりをしている
house plus+ 代表の田中崇浩です。
昨年伊勢志摩サミットが開催された伊勢神宮へ行ってきました。
伊勢神宮の参拝は
正月を少しずらして行ったので、
正月の参拝客ほどではなかったとは思いますが
さすが伊勢神宮、
それでもひっきりなしに参拝客が来ていました。
私が行ったときは、ありがたいことに晴天で、
外宮、内宮とも約2時間ほどで
参拝することができました。
さて、
伊勢神宮は20年に1度建て替えている
ということは有名な話ですが
なぜ20年に1度なんでしょうか?
最近では2013年に62回目の遷宮が行われた
ということですが
(遷宮=神様を祀るお宮を遷すこと
=そのたびに建て替えがおこなわれます)
一説によると、
信仰や技術を伝承する ためだそうです。
宮大工が次世代に技術を残す
またとない機会ということで、
宮大工として
10~20代で下積みをして、
30~40代で棟梁になり、
50~60代で指導者になることを考えると、
少なくとも2回は建て替えに携わることができ、
技術の伝承をおこなうことができるということです。
確かに、
100年に一度の建て替えでは、前の建て替えのことを
肌で知っている人はいなくなってしまいます。
他にも説がありますが、
もしもこの説が技術の伝承のためということであれば、
素晴らしいことだと思います。
同じ建物を20年に1度建て替えるということに関しては
かなり早すぎる気がしますが、
技術の伝承という点では、
いつも最高の建て替えができるため
素晴らしい仕組みだと思います。
建築の技術は進歩していますが、
新しい技術がいつも素晴らしいとは限りません。
昔ながらの建て方を受け継いでいくという
大切な技術の継承です。
神社の建物は、神様が新しい家を好まれるおかげで、
昔の技術が継承され、昔ながらの建て方をされています。
それに比べて寺の建築は、
その時代、その時代で権力者からの寄進があったときなど
大きな改修が行われていることが多いのですが、
例えば、屋根の形状や、材料などに、
建て替えられた時代の特徴が出ていて、
時代、時代でその時の最新技術を駆使して、
改修してきた歴史を見ることができたりします。
このように、
それぞれの時代で様式や技術が変化していった様子がうかがえますが
伊勢神宮のようにその当時の工法をそのままに作り上げる
というのも先人のすばらしい知恵を伝承するという点においては
すばらしいことです。
このすばらしい先人の残した技術を正しく伝承しつつ、
現代の新しい技術を加えることで
これからの長く快適な住まいづくりに役立てたいものです。
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理想の住まいを実現する久留米の地域密着工務店です。
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