2016/12/28
こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って家づくりをしている
house plus+ 代表の田中崇浩です。
インスペクションという言葉を聞いたことがありますか?
今日は、国や自治体、宅建業協会も注目している
インスペクションについて書きたいと思います。
今、少しづつ住宅業界で注目されてきた
インスペクション
簡単に言うと、「住宅診断」のことですが、
中古住宅を購入する前に私たちのような建築士が、
第三者的な立場から、
また、
専門家の見地から、住宅の劣化状況、
欠陥の有無を現地で確認します。
住まいも人間と同じで、
年を取るとなにかと弱ってきたりします。
私たちは、
どこか具合が悪くなるとお医者さんに行ったりします。
それと一緒で、
家の専門家である建築士が建物の具合を見て、
見た目は古くなっていてもまだまだ構造的に
しっかりしている
とか、
柱や土台が腐れて弱っているな
など建物を診断していきます。
これにより建物を売る人にとっても
買う人にとっても安心して取引ができるというものです。
では、何をするのか?
診断としては、
屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの
劣化状態を目視にて診断するのが基本です。
アメリカでは、州によって違いますが、
中古物件の売買時に70~90%の割合で、
インスペクションが行われています。
日本では、まだまだ一般に浸透しておらず
やっと国、自治体、宅建業界が動き始め、
当社でも自治体からの依頼でインスペクションを
おこなうことが増えてきています。
インスペクションをしていると様々なことが
見えてきます。
今まで行った中でビックリした事例としては、
中古住宅を購入した買主さんからインスペクションの
依頼があった時のことですが、
屋根裏に潜ったら一部、けた、梁、母屋といった
建物の構造に重要な木が燃えて灰になっていました。
すぐに買主さんから売主さんに聞いてもらったところ
昔、火事があって外壁は直したけど屋根裏は
何もしなかったとのこと。
火事があったことを忘れていて売買のときに
伝え忘れていたとのことでした。
確かに外壁は塗装され、綺麗な状態でした。
しかし、建物に大切な構造体が灰になっていたんです。
人間で例えたら骨になるところです。
それがボロボロになっていたんです。
結局、売主負担で修理を行い、事なきを得ました。
こんなこと本当にあるんです。
中古物件を買われる方は、必ずインスペクションを
行うことをお勧めします。
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