
2016/10/10
こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って家づくりをしている
house plus+ 代表の田中崇浩です。
今日は、木造住宅を建てるのに最も大切な木の性質について
書きたいと思います。
山から木を切ってきて、
家に使うまでにはたくさんの工程を経て
造られるわけですが、
木の性質を知って建てるのと建てないのでは
家の持ちが全く変わります。
床に使う材料を床板と言いますが、“板”とは
木が反る(そる)と書いて板(いた)と読むように
木は反る性質を持っています。
なぜ反るのか?
山の木は、ほとんど傾斜地に育っています。
だからといって木は斜めに育つわけではなく、
上のほうにまっすぐ育ちます。
特に杉やヒノキは上にまっすぐ育ちます。
だから根本の部分がいくらか膨らんで育ちます。
この時、谷側に膨らんでいる方を「背」
山側の引っ込んでいる方を「腹」
といいます。
人間の背中とお腹と同じような感じです。
そして、「背」のほうが年輪が狭くなっています。
木は、
このように背側に膨らんでいるので、
製材加工された後でも反りが出てきます。
そのために、
梁には、「背」を上側にして使っています。
そうしないと木がたわんでしまう
可能性があるからです。
逆に、
床下に使う場合は、「腹」
を上側にして使います。
「背」を上側にして使うと反りあがって、
床を持ち上げる可能性がるためです。
このように木の性質を知らないと建ててしまってから
大変なことになります。
法隆寺の改修や薬師寺の再興を手がけた
宮大工、西岡常一さんもこう言い残しています。
「木にはそれぞれ癖があり、一本一本違います。
産地によって、また同じ山でも斜面によっても変わります。
まっすぐ伸びる木もあれば、ねじれる木もある。
木も人間と同じ生き物です。
法隆寺が千年の歴史を保っているのも
みな癖木を上手に使って建築しているのです。」
(一部省略)
このように、
私たち建物を建てる専門家として
先人の言葉と技術を継承しながら
木の性質を知ることが
いかに大事なことなのかを
肝に銘じながら
いいものを建てていきたいと
日々努力しています。
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