2016/09/07
こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って家づくりをしている
house plus+ 代表の田中崇浩です。
前回は、木材を乾燥させないとどうなるのかについて紹介しましました。
今日は、住宅に使う木材の性質について、もっと知ってもらい、
また、とても大切な指標のひとつ「屋内外平衡含水率」について紹介したいと思います。
木材を乾かすと、
収縮や変形が始まります。
しかし、しばらく放置すると収縮や変形が極端に少なくなり、
大気の湿度と均衡した(つり合った)状態になります。
そのような木材の水分状態を「平衡含水率」といいます。
このようなことから湿度の高い屋外と低い室内では
それぞれ平衡含水率が異なります。
では、「屋外の平衡含水率」ってなんだろう?
外気にさらされている場所では、木材は含水率30%を
下回るころから 収縮と変形を始めます。
そして15~20%くらいまで下がると、それ以上は
乾かなくなります。
この状態の数値が「屋外平衡含水率」。
含水率が落ち着けば収縮と変形は起きません。
つまり、外気に触れる場所の木材をあらかじめ
含水率15%以下にしておけば
施工後に木材が暴れる心配がないんです。
じゃ「室内の平衡含水率」って??
やはり屋外と同じように、
含水率30%を下回るころから収縮と変形を始めます。
しかし、室内では5~10%まで下がらないと
木材が落ち着きません。
冷暖房器具や断熱性能が発達した現代では、
室内の湿度が昔より 低くなりました。
そのため木材が暴れないためには、
含水率5%以下が要求されます。
要するに!!
屋外と屋内では空気中の湿度が違うので、
木材の含水率もそれぞれ合わせないと
木材が収縮したり変形したりしますよ!
ってことです
今日は、ちょっと難しい言葉が出てきましたが
長く建物を維持するには、すごく大事な指標ですので
覚えておいて損はないです!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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