風水を取り入れた間取り

2020/12/5

こんにちは！あなたの暮らしにしあわせプラス！
久留米で無垢材をふんだんに使って新築からリノベーションまで
手がけていますhouse plus+ 田中です。

モデルハウスの仕上げに加え、12月は上棟つづき。
工事部のスタッフの方から活気を帯びた空気を感じる今日この頃です。

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さて、間取りを考える際、方角を気にするのは当然のこととして、
その他にも家相を気にされる方もいらっしゃると思います。

正直、迷信めいた感じがして受け付けないという方もあると思いますが、
色々知れば、なるほど、深いな・・・と感心することが多いです。

例えば、家の東側に大きな植木をしてはいけない、だとか、
（朝陽が入らないと寒い家になりますね）
東北の角にトイレを作ってはいけない、だとか、
（鬼門はよく聞きますね）
蔵は西北に建てるとよい＝金庫は西北に置いた方がいい、だとか・・・
（西北は一家の主の場所、とも言いますね）
聞いたことある方もいらっしゃるかと思います。

また、全然気にしてない、聞いたことないという方でも、
コパさんの風水は有名で、お財布を黄色にしてみたことがある
という方がいらっしゃるかもしれませんね(#^.^#)
※家相と風水とは厳密には違うそうです

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風水とはまさに「風」と「水」のことで、
家の場所、家の向きなど決める際に考える重要な事がこの2文字に表されています。

風水には「天文風水」と「地理風水」があり、
「天文風水」＝暦＝タイミング（日取り）や方位のこと（無形・陽）
「地理風水」＝地形＝間取り（有形・陰）
このふたつが揃ってはじめて「風水」と呼べるのだそうです。

陰と陽、ふたつが揃い、そしてバランスが保たれた状態が「良い」状態なのだそうです。
陰と陽は裏と表のようなもので、風水上考えられる陰と陽は湿気と乾燥のようなもので
どちらかだけでは家はなりたちません。
湿気も乾燥もほどよくバランスが取れていないと心地よくはならないんですね。

このような陰と陽を意識する考え方から派生したのが陰陽五行説というものです。
森羅万象をひとことで表すことは難しいですが、
万物は「木・火・土・金・水」の５つから成り立つという考え方です。

木は燃えて（火）土に帰り、
土中で鉱物（金）が生まれ、
鉱物は冷えて水を生じます。
水はめぐって木々を茂らせ・・・とお互いの助けにもなっているし、

また逆に木は土から養分を吸い取り、
土は水を濁らせ土中に吸いこむ、
水は火を消す、
火は金属を溶かし、
金属は刃物になって木を伐採する・・・と影響し合いながら存在するのです。

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上記を踏まえたところで、家相の話をもう一度考えてみると、
水まわり（特にトイレなど不浄とされるもの）を
どこに配置するかで頭を悩ませる方が多いと思います。

これは、いわゆる土と水の関係を言っているのです。
昔のトイレはいわゆる「ぼっとん」というもので、
不浄な物で土を汚す、水の流れを悪くするということがあったかと思います。

しかし、昔のトイレと違い、今は下水が通っているところが多く、
土を汚す心配はほぼありません。

またお風呂というのは、薪で水を沸かして入るものでしたので、
火と水という相克する要素を使う場所でした。
このようなことから、水まわりの家相を気にする風習になったものと思われます。

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ですので、今の住宅事情にあった状態で風水を取り入れてみる場合、
寝室を重視すべし！という意見があります。

今は在宅ワークがスタンダードになりつつあるのですが、
普通、働き盛りの皆様は、日中家で過ごす方は少なく、職場にいることが多いと思われます。
人生の3分の1は睡眠ですから、家にいる時間で一番長く何をしているかというと
寝ているのだと思います。

翌日も快適に目覚め、仕事を頑張る！楽しく遊ぶ！
その為にも寝室を重視されてみてはいかがでしょうか？

眠る場所＝陰になります。
ですので、テレビやパソコンなどの電子機器（陽）の物は極力おかない方が良いようです。

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私が以前講習に行かせて頂いた際には、
良い寝室をつくるには、なんと

【玄関の向き+生まれ年+ベッドの位置+枕の位置＝最高の寝室】

というような感じで、一筋縄では語れない(*_*;お話しでしたので、
深堀りすればどんどん面白いお話しができそうなのですが、
簡単に覚えられる内容をひとつだけ。

北と西は注意が必要とのこと。
北と西は全部だめというわけではありません。
北風がびゅうびゅうあたる窓寄りにベッドを置く、
西日を燦々と浴びる場所にベッドを置く
のは安眠できないのでダメだそうです。

それって・・・風水うんぬんといわずとも、思いつきそうな内容ですね。
風水というのは、季節や方角や自然の摂理を大切に生きていれば
良い方が選べるようになっているのかもしれません。

間取りを考えている時は、夢いっぱいで期待が膨らむ時です。
いろいろな考え方を知って、快適な家づくりをしていきましょう！

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