人の感覚はうそをつかない!!
2022/04/06
こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って家づくりをしている
house plus+ 代表の田中崇浩です。
今日は、“人の感覚はうそをつかない”と題して、
階段の最適な上り下りについてお伝えしたいと思います。
平屋建の方や玄関前のポーチに階段がないという方は別として、
ほとんどの方は、階段を毎日使っていると思います。
なにげなく、毎日使っている階段、
たまに足が滑りそうになり「ヒヤッ」としたことはないですか?
私は、年に何度か経験します。
いつも慣れている階段であれば、そんなことないですが、
仕事柄、耐震診断や劣化調査などで
たくさんのご自宅へお邪魔したりする際、
「ヒヤッ・・・・・・」
とした経験があります。
それは、階段の形状だけでなく、専門用語でいうと「蹴上(けあげ)」
「踏面(ふみづら)」の違いから起こることが多々あります。
図からわかるように、
この「蹴上(けあげ)」と「踏面(ふみづら)」が
各ハウスメーカーや工務店によって様々なんです。
もちろん、建築基準法で、蹴上高さの上限や踏面の下限が決まっています。
その範囲内であればよいということなので、
各社その範囲内で、「バラバラ」ということなんです。
ちなみに、建築基準法では、住宅の階段は、
「蹴上:230mm以下、踏面:150mm以上」となっています。
人はいつも慣れている階段と違うと、危険を感じるんです。
人って本当にすごいんです。
ちょっとした何ミリかの高さの違いを間隔で見抜いてしまうんです。
すごいと思いませんか?
余談ですが、
床の傾斜もいろんな家を歩いていると
この家は、ちょっと傾斜があるな
ってことが“感覚”でわかってくるんです。
話は戻りますが、
階段には、階段の上り下りのしやすい寸法があるんです。
日本人の標準的な歩幅は、610mm~650mmと言われています。
それを次の計算式に当てはめると、
理想的な階段になります。
それは
「蹴上×2+踏面」
たとえば、15段の階段であれば
190mm(蹴上)×2+240mm(踏面)=620mm
となり、理想的な階段になります。
このように人の感覚というのは、本当にすごくて、
一度習慣にしてしまうと、それを記憶してちょっと違う高さや幅になると
あれっ変な感じがするといったように人は察知するんです。
想像してみてください!
皆さんのお宅は、理想的な階段になっていますか!
house plus+は本物の自然素材で
理想の住まいを実現する久留米の地域密着工務店です。
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