【住まいの提案】床がブアブアする(ﾉ´□｀)

2023/09/24

こんにちは！あなたの暮らしに幸せをプラス！
久留米で無垢材をふんだんに使って新築からリノベーションまで

手がけていますhouse plus+ 代表の田中崇浩です。

みなさん、こんにちは！

今日は、床がブアブアし始めた場合の原因や対処策をお伝えします。

床がブアブアする原因としては、いくつか考えられます。

１．湿度の変化

 床下が土になっており、床下に湿気が溜まって、

床材が湿気を吸って弱くなることで、ブアブアすることがあります。

特に、複合フローリングといわれる何層にも薄い板が接着剤で貼られているフローリングに良く起こりやすく、

２０年以上経ってくると、その接着剤が湿度などによりはがれやすくなり、人が載った時に支えられなくなってしまいます。

２．木材の乾燥

木製の床が乾燥すると、材料が収縮し、隙間やすき間ができ、ブアブアとした音が生じることがあります。

これは、経年というより新築を建てて数年でなる場合があります。

無垢材がほとんどですが、十分に乾燥されていない無垢材を使った場合に起こることが多いです。

３．下地の問題

 床材を支える下地に問題がある場合、床が不安定になり、音が発生することがあります。

４．古い床材

古い床材は経年劣化し、割れやひび割れが生じ、それが音の原因になることがあります。

また、同じところを何度も通るところは、踏んでいくうちに弱くなることで、ブアブアすることがあります。

これらを解決する方法としては、大きく２種類あります。

 １．床を壊して、張り替える方法と既存の床の上に貼り増しする方法

 メリット 

既存の床が腐れていたりした場合は、撤去できるので、きれいな床だけで施工できます。

また、断熱材を入れやすいので、床下からの冷気をシャットアウトしやすくなります。

床を撤去するのであれば、断熱材を入れることを強くお勧めします。

張り替えるメリットとしては、もう一つあります。

床下の地盤が土の場合、湿気が上がってくる場合が多いので、

気密シートなどを敷設することで、湿気が上がりにくくする対策が

やりやすくなります。

デメリット

既存の床などを撤去しないといけないので費用が張り増しより高くなります。

２．貼り増しをする方法

メリット 

張替えるより工事費が安く済みます。

また、既存の床の上に重ねるため、腐れなどではなく、原因が、経年で一部弱くなったのであれば、

2重張りになるのでさらに強くなります。

デメリット

なぜ弱くなったのかしっかり調査しないと腐ったフローリングの上にすると

せっかく新しくしたフローリングもすぐに悪くなる可能性があるということです。

このように、メリット、デメリットがそれぞれありますので、

費用のことも考え、専門家にしっかり見てもらい判断することをお勧めします。

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