【住まいの健康】断熱（セルロースファイバー）

2023/06/15

こんにちは！あなたの暮らしに幸せをプラス！
久留米で無垢材をふんだんに使って新築からリノベーションまで

手がけていますhouse plus+ 代表の田中崇浩です。

今日は、断熱材の話をしたいと思います。

やっと日本でも温熱環境の大切さが謳われれうようになり

当社でも断熱の相談を受けることが多くなってきています。

そこで、断熱材の中でも今注目をしているのが“セルロースファイバー”

この材料について以下の内容で説明していきたいと思います。

 1.セルロースファイバーの特徴

2.セルロースファイバーのメリット

3.セルロースファイバーのデメリット

 1.セルロースファイバーの特徴

　・セルロースファイバーの断熱材は、製造時のエネルギー消費量が少なく、

環境にやさしい。

・薬品処理により難燃・はっ水・防かび・防虫などの性能を付加し、

繊維の絡み合いと空気胞により、熱や音を伝えにくくする断熱性能が高い。

・木質繊維特有の吸放湿性で、適度な湿度を保ち快適な暮らしをもたらす。

・フロンガスやホルムアルデヒドを発散する添加剤は使わないので、

地球環境や室内環境に優しく、住まう人にとって安心・安全。

 2.セルロースファイバーのメリット

高い断熱性能

セルロースファイバーは空気胞が多く含まれるため、

他の断熱材よりも高い断熱性能を持ちます。

夏は涼しく冬は暖かく、エアコンや暖房の使用量を減らすことができます。

高い吸音性能

セルロースファイバーは音を吸収する性質があります。

外からの騒音や隣室からの音漏れを防ぎ、静かな生活空間を作ります。

高い吸放湿性能

セルロースファイバーは湿気を吸収したり放出したりする性質があります。

室内の湿度を調整し、カビやダニの発生を抑えます。

高い耐火性能

セルロースファイバーは難燃処理されており、火災時にも延焼しにくく安全です。

高い環境性能

セルロースファイバーは古紙をリサイクルして作られており、

資源の節約に貢献します。

また、製造時のCO2排出量も少なく、地球温暖化の防止に役立ちます。

高い施工性能

セルロースファイバーは吹き込み工法で施工できます。

壁や天井の隙間や曲面にも密着しやすく、断熱効果を高めます

 3.セルロースファイバーのデメリット

高いコスト

セルロースファイバーは他の断熱材よりも高価です。

初期費用はかかりますが、長期的に見れば省エネ効果や快適性の向上により、

コストパフォーマンスは高いと言えます。

高い施工難易度

セルロースファイバーは吹き込み工法で施工するため、

専門的な技術と機材が必要です。

低い耐久性

セルロースファイバーは木質繊維でできているため、

経年劣化や湿気による収縮や沈下が起こりやすいです。

定期的な点検や補充が必要です。

－まとめ－

セルロースファイバーの断熱材は、天然の木質繊維でできたエコな断熱材です。

高い断熱性能や吸音性能、吸放湿性能などを持ち、快適で安全な住まいを実現します。

コストや施工難易度、耐久性などのデメリットもありますが、

長期的に見ればメリットの方が大きいと言えます。

セルロースファイバーの断熱材を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

house plus+は本物の自然素材で

理想の住まいを実現する久留米の地域密着工務店です。　

お気軽に資料請求してください。