木材不足・・・

2021/04/21

こんにちは！あなたの暮らしに幸せをプラス！
久留米で無垢材をふんだんに使って家づくりをしている
house plus+ 代表の田中崇浩です。

今、木材の調達が難しくなってきています。

というのも住宅の材料は、

外国からの輸入にほとんど頼っているってこと知っていましたか？

とくにレッドウッドやホワイトウッドという木材、

また、集成材といわれる木を接着剤でくっつけて

本物の木に見える木などを日本はたくさん輸入していましたが、

なかなか日本に入ってこなくなったんです。

なぜかというと

コロナ禍の影響によって、世界中で建築需要が

高まっているからだそうです。

アメリカは、金融緩和策に加えて、在宅期間が増えたため、

都心の集合住宅から郊外の一戸建てへ移住する人が増えたことにより、

建築需要が加速したそうです。

また、中国の景気回復によるコンテナ不足も影響しているみたいです。

というのも木材などを輸送するにも船に乗せるコンテナが必要で、

そのコンテナに中国が料金を上乗せして、

確保し始めているということででした。

それにより、コンテナの運賃が高騰し、

今まで日本に流通していたコンテナが

少なくなっているということが原因でもあるそうです。

じゃ日本の木材を使えはいいんじゃないの・・・・・

と思われますよね！

確かにそうです。

地産地消、日本のそれぞれの地域の森で育った木材を使えばいい。

私もそう思います。

しかし、そう簡単な話ではないようです。

日本はとにかく安い材料を求め、

輸入に頼っていったんです。

みなさんも、より安い家を建てたいですよね。

 安い材を追求した結果、日本の林業が衰退し、

その林業をする人材が激減しまったんです。

価格競争に日本の木材は、負けてしまったんです。

森を持っていれば、自動的に立派な木は生えません。

しっかり、管理して育てていく人材が必要なんです。

外国から安い集成材や木材が入ってきて、

日本人は、品質よりも外国の安い木を選んでしまったんです。

じゃ今から日本の木を使えばいいじゃんと思いますが、

すぐには調達できません。

森をしっかりと管理して、

育てることから始めなくてはいけないんです。

それには数年かかりますし、間違いなく外国製より高くなります。

当社では、集成材は使ってないため、その影響はないのですが、

全体的な木材不足という状況から木材の価格高騰は避けられないと考えられます。

とにかくこれからの動向をしっかりと見極め、対策を練っていきたいと

考えています。

house plus+は本物の自然素材で

理想の住まいを実現する久留米の地域密着工務店です。　

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