新耐震基準の住宅でも安心できない理由とは?
2024/4/16
こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って新築からリノベーションまで
手がけていますhouse plus+ 代表の田中崇浩です。
今日は、新耐震基準の住宅
すなわち、1981年6月から2000年までに建てられた
木造戸建て住宅でも今多発している大地震に耐えることができない理由を
お伝えします。
今年1月1日16時、能登半島地震が起きてから
多くの方が地震に対する危機意識を新たにされていることを実感させられます。
現在、たくさんの耐震診断のお問い合わせいただき、
順番に診断に行かせていただいている状況ですが、
今は1か月ぐらい待ってもらっています。
そんな中、旧耐震といわれる1981年6月以前の木造戸建て住宅に
住まわれている方からの診断が多いのは間違いありませんが、
実は、1981年以降の木造住宅に関しての診断も増えているんです。
これから話す内容は、すごく大事なのでしっかり聞いてください。
新耐震基準の住宅である1981年6月~2000年までの木造住宅でも
なんと約86%が現行の基準に達していなかったんです。
もっとわかりやすく言うと
もし、阪神淡路大震災級の震度6強の地震が起きたら
新耐震基準で2000年以前の木造戸建て住宅は、
約86%が倒壊する可能性があるということなんです。
「えっ新耐震基準だから大丈夫なのでは???」
と聞こえてきそうですが、
このデータは、僕も所属している日本木造住宅耐震補強協同組合(木耐協)
のメンバーがこれまで28,940棟を診断してきて分かったデータなんです。
僕もこれまで350件ぐらい診断をしてきて、それを実感しています。
この現実を建築の専門家でさえ知らないんです。
でも、このブログを読んでいただいている人には、
この現実を知りました。
皆さんのご自宅は、いつ建てられた建物ですか?
耐震診断は家族の安全を確保するための第一歩です。
僕たち専門家は、最新の技術と知識を駆使して診断を行い、
必要であれば耐震補強の提案をしています。
地震のリスクから守るためには、予防措置を怠らず、早期の行動をお勧めします。
house plus+は本物の自然素材で
理想の住まいを実現する久留米の地域密着工務店です。
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