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【相続5】相続した空き家、売るメリットってあるの?

2024/8/21

こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って家づくりをしている
house plus+
代表の田中崇浩です。

 

今回は、相続した家を売るメリットについて

解説していきたいと思います。

 

  1. 固定資産税や維持費の負担軽減

相続した家を持ち続けると、

固定資産税や維持費が毎年かかります。

 

特に、誰も住んでいない家の場合、

これらの費用は負担となりがちです。

家を売ることで、これらのコストを無くすことができ、

経済的な負担を軽減することができます。

 

  1. 3,000万円特別控除の利用

古い家を相続した場合、「3000万円特別控除」という

税制優遇措置を利用できる可能性があります。

 

これは、家を売ったときの売却益から3000万円を差し引いて、

残りの部分にのみ税金がかかるというものです。

 

この特例を利用することで、税金を大幅に減らすことができ、

手元に残るお金を増やすことができます。

 

  1. 空き家のリスクを回避

古い家を長期間放置すると、

不法投棄や盗難、害虫の発生などのリスクが高まります。

 

また、建物が老朽化して倒壊の危険性が出てくることもあります。

家を売ることで、こうしたリスクを回避でき、安心を得ることができます。

 

  1. 資金の有効活用

家を売ることで得た資金を、自分の生活に役立てたり、

他の投資に回したりすることができます。

 

たとえば、新しい家を購入するための頭金に使ったり、

旅行や教育費、老後の資金として使ったりと、

さまざまな用途に活用できます。

 

  1. 地域社会への貢献

空き家を放置することは、地域の景観や治安に悪影響を

及ぼす可能性があります。

 

家を売ることで、次の所有者が

その土地を有効活用し、新しい家や店舗を建てたり、

リノベーションを行ったりすることで、

地域全体の活性化に貢献することができます。

 

  1. 相続人間のトラブル回避

家を相続した際、複数の相続人がいる場合には、

その家をどうするかでトラブルになることがあります。

 

売却して現金化することで、相続人間で公平に分けることができ、

トラブルを未然に防ぐことができます。

 

まとめ

今回は、相続した家を売るメリットについて解説しました。

この中で、僕が一番懸念し、大変だと感じたエピソードがあるので内容が

6.相続人間のトラブル回避

悲しいエピソードを紹介します。

 

以前、物件売却のお手伝いをした際に、

あるご家族の相続問題についてお話を伺いました。

 

お客様は、ご兄弟で非常に仲が良く、

ご両親が存命中は家族ぐるみでキャンプや

旅行を楽しんでいたそうです。

 

しかし、ご両親が亡くなり、いざ相続の話し合いが始まると、

状況は一変しました。

 

結果的に、兄弟間の関係は崩れ、絶縁状態にまで発展してしまったのです。

なぜそんなことが起きたのかと話を聞くと、

 

当初はご兄弟ともに相続に対して強い欲望はなかったと言います。

 

しかし、第三者から

「子供の教育費もかかるし、もらえるものはもらって当然だ」

といった話を聞かされ、次第に不安や不信感が生まれていったとのこと。

 

最終的には、大切な思い出が詰まったご実家を手放すという、

苦渋の決断を下すことになりました。

 

このエピソードは、多くの家庭にとって他人事ではないかもしれません。

相続は、感情が絡み合う複雑な問題です。

 

普段は仲の良い家族でも、予期せぬトラブルに見舞われることがあります。

 

だからこそ、相続に関する事前の話し合いや、

専門家のアドバイスを受けることが重要です。

 

親が残した大切な財産と家族の絆を守るために、

ご両親が生きている間に相続の話し合いをする

勇気を持ってください。 

 

house plus+は本物の自然素材で

理想の住まいを実現する久留米の地域密着工務店です。 

 

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