【住まいの健康】湿気
2023/04/28
こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って新築からリノベーションまで
手がけていますhouse plus+ 代表の田中崇浩です。
これから夏にかけて、湿気の多い時期に入ってきます。
そこで、今日は湿気対策について書きます。
1.湿気が多いと家がダメになる理由とは?
2.湿気を溜めこまないポイント及び対策は?
1.湿気が多いと家がダメになる理由とは?
湿気は、家の中にある水分の蒸発や換気不足などが原因で発生します。
湿気が長期間にわたってたまり続けると、家の内部の木材や壁、床などに
水分が染み込んで腐食や劣化を引き起こし、建物全体の寿命を縮める原因になります。
また、湿気によるシロアリやカビ、ダニなどの発生も招きやすく、
これらが発生すると家全体に悪影響を与えることになります。
ここでは、湿気が家に与えるダメージについて詳しく説明していきます。
●腐食や劣化の原因になる
湿気が長期間にわたってたまり続けると、
壁や天井の中、床下などにある木材や鉄骨などの建材が水分を含み、
腐食や劣化を引き起こすことがあります。
特に、木材は湿度が高いと膨張し、乾燥すると収縮する性質があるため、
長期間湿気にさらされると、ひび割れや変形、腐食などの損傷を受けやすくなります。
●シロアリやカビ、ダニなどの発生を招きやすい
湿気がたまると、シロアリやカビ、ダニなどの生息に適した環境が整い、
これらの害虫・微生物が繁殖しやすくなります。
シロアリは木材に寄生し、食害によって建物を脆くし、
カビは湿気のある場所で繁殖することで、壁や天井、カーペットなどを腐食させ、
ダニはアレルギー症状の原因となるダニアレルゲンを発生させます。
これらの害虫・微生物の発生は、家全体に悪影響を与えることになります。
●室内の空気が悪くなる
湿気がたまると、湿気の原因となる水蒸気に加え、ホコリや花粉、菌なども
室内にたまりやすくなります。
このため、室内の空気が悪くなり、家族の健康に悪影響を与えることがあります。
2.湿気を溜めこまないポイント及び対策は?
●部屋を換気する
湿気を減らすためには、部屋を換気することが大切です。
窓を開けて風を通すことで、湿気を外に出すことができます。
また、換気扇を使って、室内の湿気を外に排出することもできます。
ここでみなさんが心配になるのが・・・・・
換気扇の電気代。
ただ、ほとんどの方が換気扇を24時間使うと
どのくらい電気代がかかるのか?
把握していないですよね・・・・・
でも、そこが一番大事だと思います。
換気扇の電気代は機種や設定によって異なりますが
一般的な壁掛け型の換気扇の場合、
消費電力はおおよそ20〜30W程度です。
24時間運転する場合、1日に消費する電力量は
おおよそ0.48〜0.72kWh程度となります。
電気料金は地域や契約プランによって異なりますが、
一般的には1kWhあたり数円〜10円程度です。
したがって、1か月(30日)で換気扇を24時間運転する場合の電気代は、
おおよそ70円〜210円程度になると考えられます。
コンビニでペットボトルの水やジュースを1~2本分購入する金額です。
高いですか?
換気扇を付けることで、湿気対策になり、カビ対策にもなる。
私は、付けっぱなしでいいと思います。
●湿気を発生させないようにする
湿気を発生させないようにすることも、湿気を減らすためには重要です。
具体的には、お風呂やシャワーを使用した後は、バスルームの窓を開けて
湿気を外に出すようにすることや、調理中には鍋の蓋を閉めることで、
湿気を室内にこもらせないようにすることが有効です。
●家具やカーテンの配置に注意する
家具やカーテンの配置にも注意が必要です。
家具やカーテンが窓に近すぎると、窓からの風の通り道を遮ってしまい、
湿気がこもってしまいます。
そのため、窓に近い場所に家具を配置する場合は、
適度な距離を取るようにしましょう。
●除湿器を使う
除湿器を使うことで、室内の湿気を減らすことができます。
除湿器は、室内の湿気を吸い取って水蒸気を取り除くため、
湿気がこもりにくい環境を作ることができます。
ただし、除湿器を使う場合は、定期的に水を取り替えるなど、
メンテナンスにも注意が必要です。
このように湿気対策にはいろんな方法があります。
ちょっと工夫するだけで、快適な住まいづくりができますので
一度試していただくといいと思います。
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