なぜ、桐材を好んで使うのか?!
2022/3/15
こんにちは!あなたの暮らしに幸せをプラス!
久留米で無垢材をふんだんに使って家づくりをしている
house plus+ 代表の田中崇浩です。
当社では、クローゼットや物入、押し入れ、寝室の床材などに
桐材を使います。
桐材といったら、
昔、おじいちゃんやおばあちゃんの家などに行くと、
大きな桐タンスなどがなかったですか?
なんで、桐なのか?
そんなことあまり考えたことはなかったかもしれませんが
実は、桐の特性を分かっていただけたら
なるほど!!と納得いただくと思います。
今日は、桐についての特性と当社がなぜ使うのかについて
お話ししたいと思います。
まず、特性について3つお伝えします。
1.とにかく軽くて、持ち運びが楽ちん!!
2.保温、防湿、防虫効果抜群
3.火に強い
1.とにかく軽くて、持ち運びが楽ちん!!
桐材は、日本国内では一番軽い材料です!
木には、道管といって、森に生えているときにはその中に土から
水分を吸い上げて葉っぱなどに行き渡らせていたんです。
その道管が、桐にはたくさんあり、木材にするときに
水分をカラカラに抜いてしまうんです。
すると桐内部に水分がなくなり、軽くなるんです。
当社では、イスにも桐を使っています。
軽く持ち運べるので便利ですよ!
2.保温、防湿、防虫効果抜群
保温効果
桐が軽いのは、道菅が多いという話をしました。
そのため、その道管の中の水を抜くと、空気が道管に入り込み
独立した空気の部屋がたくさん作られます。
それにより、断熱材みたいに保温の効果を発揮するんです。
桐材を床に使ったら、足があったかく感じるんです!
防湿性
桐は、構造上、水分を通しにくい材料で、汚れなども中まで
浸透しにくい材料なんです!
防虫効果
桐材は、タンニン、パウロニン、セサミンなど、
このような成分が入っているため、抗菌効果、殺菌効果抜群の材で、
虫も寄せ付けにくくなっています。
3.火に強い
桐材は、たくさんの独立した空気の部屋が作られるため、
木材の中の空気が多いと熱の伝わり方が遅くなり、
他の材より燃えにくくなるというわけです。
このように桐の特性をお伝えしてきましたが、
当社ではなぜ、この桐をクローゼットなどに使うのか?
これの答えについては、
まさに桐の特性を知っていただいた方にはお分かりだと思いますが、
昔の桐ダンスの応用をしただけです。
桐ダンスを建付けのクローゼットや押入れにしただけです。
それにより、昔の桐ダンスの特性をそのまま生かせると考えたからです。
実は、地震の対策としてもすごくいいんです。
こういう話を聞かれたことはありませんか?
阪神淡路大震災の犠牲者の約9割が家屋や家具の
下敷きによる窒息死だったということ。
この事例からも桐のタンスを建付けの桐のクローゼットにした
理由でもあります。
house plus+は本物の自然素材で
理想の住まいを実現する久留米の地域密着工務店です。
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